宝塚音楽学校の110期生が卒業公演の公開稽古を行う

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タカラジェンヌを育成する宝塚音楽学校(兵庫県宝塚市)の110期生39人が15日、兵庫・宝塚バウホールで、卒業公演にあたる文化祭(16〜18日、同所)の公開稽古を行った。

文化祭は歌、舞踊、演劇など、2年間の学びを集大成として披露する場。芝居では異例の和物で、源義経一行の「吉野山・雪の別れ」に挑戦し、文化祭としては珍しい客席おりにも臨んだ。

文化祭は、はかま姿の39人が「清く正しく美しく」を歌い、舞い、恒例の日本舞踊でスタート。予科生111期生のコーラスに続き、歌、演劇、舞踊を披露した。

3部構成で、クラシック楽曲から宝塚歌劇メドレー、バレエにジャズダンス、タップも披露した。

110期生はコロナ禍にあった22年4月に入学。予科生時代はコロナの影響も受けたが、コロナ禍もあけた後は、オンラインでの授業もなくなり、レッスンに励んできた。

公開稽古を終え、生徒を代表し娘役志望の山口出身、田良結芽(たら・ゆめ)さんがあいさつ。田良さんは「110年の歴史を胸に、同期生一同、新たな世界へはばたいて参ります」とあいさつした。

110期生39人は、16〜18日に宝塚バウホールで文化祭に臨み、3月1日に卒業式を迎える。その後、宝塚歌劇団へ入団し、3月30日に宝塚大劇場で開幕する月組公演で初舞台を踏む予定。

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