新ドラマ『アンメット ある脳外科医の日記』が4月から放送開始

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本作は、“記憶障害の脳外科医”という前代未聞の主人公が、目の前の患者を全力で救い、自分自身も再生していく新たな医療ヒューマンドラマ。
原作は、講談社「モーニング」で連載中の『アンメット-ある脳外科医の日記-』(原作:子鹿ゆずる/漫画:大槻閑人)。

原作者・子鹿は元・脳外科医。それゆえ、作中に登場するさまざまな症例や医師たちの生き様がリアリティーをもって描かれており、医療従事者のみならず、各方面から絶賛されている。今回のドラマ化では、そんな原作の魅力を活かし、複雑な脳神経外科の世界と、そこに生きる人々の姿をしっかりと描いていく。

杉咲が演じるのは、ある事故で脳を損傷し、重い後遺症を抱える脳外科医・川内ミヤビ(かわうち・みやび)。彼女は、過去2年間の記憶がなく、さらに今日のことも明日にはすべて忘れてしまう。それゆえ、医師であることを諦めかけたミヤビだったが、彼女の前に、変わり者の脳外科医・三瓶友治(さんぺい・ともはる)が現れる。

空気を読まず、強引でマイペースな三瓶の言動によって、ミヤビは医師としても患者としても助けられ導かれていく。やがて、ミヤビの“消えた2年間の記憶”の中に隠された謎が明らかに。取り出せなくなっているミヤビの記憶の中にある大きな秘密、そして彼女の“本当の思い”とは―。

杉咲は、初めて医療ドラマに挑戦。“記憶障害の脳外科医”という、かつてない異色の設定の主人公に扮する。杉咲は「頑張れなくてよくて、立ち止まってよくて、変われなくていい。あなたがあなたという人間と付き合っていくことを諦めなければ、それは美しい姿なのだという本作の根っこにあるメッセージに、心を撫でられるようでした。この物語を大切にお届けしたいです」とコメントを寄せている。

超高齢化社会に向かっていく日本。脳血管疾患の患者数は約174万人といわれ、その患者の多くが、なんらかの後遺症と闘っている。しかし、たとえ重い後遺症を抱えていても、周囲の正しい理解があれば、その患者の人生には希望が見えてくる。そのため、脳外科医が診るのは、“脳”ではなく、“人生”と言ってもいいだろう。

本作は、さまざまな患者と共生する脳外科医の世界で、自身も記憶障害を持つ脳外科医が、苦悩と葛藤の中から、再び“医師”という仕事と向き合い、希望を見出していく人間ドラマである。1日で記憶がリセットされてしまうミヤビが、どのようにして今日を明日に繋げ、自分らしく生きていくのか。彼女の「生きることへの意思」が、今を生きる全ての人を勇気づけていく。

また、個性豊かな同僚たちや、毎回、登場する患者たち。ひとりひとりの登場人物とミヤビとの関わりが、ハートフルに時にスリリングに描かれていくのも見どころとなる。

さらに、本作における大きな焦点となるのが、ミヤビの失われた記憶にまつわるミステリー。“消えた2年間の記憶”―ミヤビの周囲で、何が起こっていたのか? やがて物語は大きくうねり、驚がくの事実が明らかになっていく。

ドラマ『アンメット ある脳外科医の日記』は、カンテレ・フジテレビ系にて4月より毎週月曜22時放送。

原作者、プロデューサーのコメント全文は以下の通り。

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