青木豪が新作演劇『あのよこのよ』の作・演出を手掛ける

エンタメ

近年、歌舞伎の新作書き下ろしや、劇団四季などの大規模作品で演出を手掛け、目覚ましい活躍を見せる青木豪。
緻密な人間描写と卓越した発想力で、ジャンルにとらわれず、常に演劇界の第一線を走り続けている。

その青木がパルコ・プロデュース公演で2019年に初めて作・演出を手掛け、安田章大と古田新太を迎えて上演した『マニアック』(新国立劇場にて上演)は、ブラックで危ない笑いが満載の痛快青春暴走音楽劇として大好評のうちに幕を閉じた。
第2弾となる今作も、『マニアック』で魅せた笑いのエッセンスをそのままに斬新なストーリーを紡ぎ出す。

物語の舞台は江戸の幕末から大転換期を迎えた明治黎明期。
とある浮世絵師とそれを取り巻く人々が、ひょんなことから事件に巻き込まれ、珍道中に繰り出すことに。
先行き不透明でどこへ向かっているのかさえ分からないご時世に、足が地に着かない人々が戸惑いさまようさまを、青木特有の作風で爽快感あるエンターテインメントへと昇華させる。

本作で明治初期を生きる架空の浮世絵師を演じる安田。
このたび発表された共演者には、昨年宝塚歌劇団を退団したばかりで今後の活躍が期待される元トップ娘役の潤花、先日2月2日に発表された第31回読売演劇大賞で最優秀女優賞を受賞しあらゆる作品でその存在感を放つ池谷のぶえ、子役時代から培われた演技力で映像作品を中心に活躍し近年では舞台にも精力的に出演する落合モトキ。

さらに、大窪人衛、村木仁、南誉士広、三浦拓真と、クセの強い実力派俳優陣が顔をそろえ、市川しんぺー、中村梅雀と、物語の土台をしっかり支えてくれるベテラン俳優も結集した。

潤花は「これから演出の青木豪さん、主演の安田章大さんをはじめとする沢山の方々と化学反応をしていけるように、心を込めて努めてまいります」と意気込む。
梅雀は「ここのところ私は初めてづくしで、今回のステージも役柄といい、時代といい、共演者の皆様、すべてが初めてです。もちろん、作・演出の青木さんとも初めてで、楽しみでしようがないです」と期待を寄せている。

PARCO PRODUCE 2024『あのよこのよ』は、東京・PARCO劇場にて4月8日~29日、大阪・東大阪市文化創造館 Dream House 大ホールにて5月3日~10日上演。

キャストのコメント全文は以下の通り。

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