伊集院光が水曜日のダウンタウンでインたけの出演騒動について思いを語る

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[伊集院光タレント、伊集院光(56)が14日放送のTBS系「水曜日のダウンタウン」(水曜後10・0)に出演。お笑い芸人、インタレスティングたけし(略称・インたけ)の出演騒動をめぐり、自身の思いを語った。同日の放送では、インたけが約1年半ぶりに出演し、先輩のお笑い芸人、チャンス大城(49)へ引退ドッキリを仕掛けた。吃音のあるインたけは過去に同番組へ出演した際、その放送内容をめぐってNPO法人「日本吃音協会」がTBSへ「吃音者に対する差別と偏見を助長するもの」と抗議文を送る騒動に発展。当人は吃音をいじられたという認識はなかったものの、テレビで扱いづらい存在となってしまった。
伊集院は、お笑いにおいてコンプレックスは全部武器になると説明。「俺は芸人の好きなところは、もしかしたら一般生活では辛いこともある特徴が、みんなに喜んでもらえる、こっちはそれを分かってやってるっていう関係ができる世界一素晴らしい職業だって思ってる。苦労してる人がいっぱいいて、そのご家族もいるから、いろいろ言いたくなるのは分かるけど、そこはちょっと分かってほしいと思っちゃう」と続け、思いを打ち明けた。
また、VTR終了後には「吃音協会が守らなきゃいけない人もいっぱいいるし、思いがあるから。吃音協会がいいとか悪いとかそういうんじゃない」とした上で、自身の兄にも強い吃音があると告白。「僕がなんでお笑い始めようと思ったかというと、彼(兄)はネタのセンスがめちゃくちゃいいんですよ。それで、自分が言ったらウケないからお前が言ってくれっていうネタで、『俺が出前でタンメン頼むとタンタンメンが来る』っていうネタがある。これも普通にしゃべってたら笑っていいはずの話なんだけど、『ここで炎上しちゃったらどうしよう』と思うから、みんなもリアクションを考えちゃう。でもこれを超えるネタをインたけ君がやってくれて、『もう細かいこと全部忘れて、腹抱えて笑っちゃったから、あいつの勝ちだよ』って理想論だけどなってほしい」と語り、インタレスティングたけしの飛躍を願った。

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