人気ボクシング漫画「はじめの一歩」の作者が原作改変問題について語る

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[人気ボクシング漫画「はじめの一歩」の作者で漫画家の森川ジョージ氏(57)が15日、X(旧ツイッター)を更新。漫画家・芦原妃名子(本名・松本律子)さんの訃報に端を発した「原作改変問題」についてつづった。
森川氏は一般のXユーザーが「原作を大きくいじって原作以上の作品になってるモノも数多くある」と解き、「それは原作者にとってwin-winの関係にはならないのだろうか」と提起した投稿を引用。「これはその通りで原作を広く遠くまで届けていただけることは大変ありがたいです」と同調した上で、「原作をある程度改変するのは当然のことであり改変無しのメディア化はあり得ないことです」と強調した。
また著者の許可なく改変が行われないよう作品を守るため、契約を結ぶことが重要という声も上がっている。森川氏は「契約書作成が話題になっていますが自分は慎重派です。お互いを縛り現場の活力を奪うことになるかもしれないからです」と記し、「『原作通り』という要望があったとしたらあくまで『根幹』を動かさないでほしいということだと思っています」とした。
森川氏は芦原さんの訃報を受け、1月29日に「とんでもなく残念なニュースを目にした。同業者の嘆きの経緯は眺めていたがこんなことになるとは。気持ちがわかるだけに胸が痛い。業界では幾度も繰り返されてきたことではあるが、今回の件はもう取り返しがつかない。とにかく残念だ」と記していた。◇不安や悩みの主な相談窓口は、こころの健康相談統一ダイヤル(0570・064・556)や、よりそいホットライン(0120・279・338)など。

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